チュートリアル イベント

イベントの追加と動作の設定

今度は、「注目キャラクター」がマップ上の指定の場所に来た時、何かメッセージが表示されるように してみます。

「注目キャラクター」は、そのキャラクターがマップ上に配置されている間、常にそのキャラクター が見えるように、マップが自動表示されるキャラクターのことです。通常、操作を行うキャラクターを 「注目キャラクター」にしますが、それ以外のキャラクターも注目キャラクターにできます。

左メニューの「Eventアイコン イベント」を押すと、イベントの一覧画面が表示されます。 また Addアイコン を押してイベントを追加し、そのイベントの「編集」ボタンを押して、編集を開始しましょう。

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左メニューが閉じている場合、直接アイコンを押すか、 一度 Menuアイコン ボタンを押して、左メニューを開くことができます。

「動作」タブを押して、イベントが発生した時の動作を記述してみましょう。

「動作」タブが表示されたら、「イベント・入力」カテゴリーを押して、 「( )が発生したとき[実行する▼]」ブロックを見つけて、ワークスペースに置きましょう。 ワークスペースに置いたとき、自動的に「(このイベント)が発生したとき[実行する▼]」 と表示がされます。

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💡 「作品共通」以外では、関連するブロックを配置したとき、「このイベント」「このキャラクター」 「このマップ」…が選択できるようになります。 その部品に関する動作を作る場合はそのままでよく、別の部品に関する動作を作りたい場合 はその部品の名前のブロックを入れることもできます。また、「変数」を使用することもできます。

次に、「ウィンドウ」カテゴリーから、「メッセージ(こんにちは)を表示する」ブロックを 見つけて、ワークスペースの「( )が発生したとき[実行する▼]」ブロックの下にくっつけます。

「こんにちは」は、何か好きな言葉に変えてみましょう。

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イベントをマップ上に設置

この「イベント」を、マップに設置します。左メニューからマップを選択し、前のチュートリアルで キャラクターを配置したマップを選択します。それから、「イベント」タブを押します。

「イベント」タブを押すと、左側に「イベントの選択」、右側にマップが表示されます。

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次に、「イベントの選択」で、先ほど作成したイベントの名前を押して、選択しましょう。

イベントの名前を選択したら、今度は上のツールバーから、 Attributeアイコン ボタンを押します。 マップ上で、キャラクターが移動できそうな場所(草地)を押すと、 赤い Eventアイコン アイコンが表示されます。 このアイコンは、その場所にイベントを設定したことを示しています。

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草地以外で、キャラクターが移動できるかわからない場合、「属性」タブに変更し、「属性の選択」を 「歩行不可」にしてみましょう。 AttributeOnアイコン が表示されている場所は、歩行ができない場所です。 この属性は、変更することもできます。

注目キャラクターの設定

イベントを設置したら、今度はキャラクターを「注目キャラクター」にして、その場所まで歩かせて みましょう。前のチュートリアルでキャラクターを動かした時のように、左メニューの「作品共通」 を押してから、「動作」タブを押して、ブロックを表示しましょう。

前のチュートリアル使用した「( )の縦( )横( )を表示する」ブロックをくっつけたところがあったら、 「プレイ開始のとき」ブロックを残して、それ以外を一旦消してしまいましょう。 「( )の縦( )横( )を表示する」ブロックを押して、押したままツールボックスまで移動して 離すと、「( )の縦( )横( )を表示する」とその下につながったブロックを全て削除することが できます。

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💡 ツールボックスまでは移動せず、近くによけておくだけでも大丈夫です。 動作の開始を意味する「~のとき」ブロック(ハットブロックといいます)に くっついていないブロックは、動作の対象外になります。

次に、「キャラクター」カテゴリーを押して、表示されているブロックの中から、 「( )を注目キャラクターにする」ブロックを引きずって、「プレイ開始のとき」ブロックの下に くっけます。また、キャラクターの名前が書かれたブロックを引きずって、 「( )を注目キャラクターにする」ブロックの( )の中に入れます。

「( )を注目キャラクターにする」ブロックには、 「( )の縦( )横( )を表示する」ブロックと同じように、 指定したキャラクターが配置されたマップを表示させる効果があります。 また、指定したキャラクターは「注目キャラクター」になり、「注目キャラクター」を 解除するか、マップへの配置を止めるまで、そのキャラクターが表示されるようになります。

ここで一旦「実行」ボタンを押して、マップとキャラクターが表示されるかを確認しましょう。

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注目キャラクターの歩行

「実行」でマップと注目キャラクターが表示されることを確認したら、今度は注目キャラクターを 動かしましょう。ツールボックスから「( )が[普通に▼]( 1 )マス動く」ブロック、 「( )が[↑ ▼]の方角を向く」ブロックを取り出して、前のチュートリアルでやったのと 同様に、キャラクターを動かしましょう。今回は、すでに「注目キャラクター」と書いてある場所に、 キャラクターの名前が書いてあるブロックを入れる必要はありません。

キャラクターを動かす先は、もちろん、先ほど「イベント」を設置した場所です。場所が思い出せなかったり、 歩数がわからない場合は、左メニューから「マップ」を選択して、確認してみて下さい。

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ブロックを組み合わせて歩かせる準備ができたら、「実行」ボタンを押しましょう。 うまく、「イベント」に設定した通り、メッセージが表示できたでしょうか? メッセージは、画面の下の方に大きく表示されます。

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