「ウィンドウ」カテゴリー
ウィンドウ
ウィンドウ名のブロック
ウィンドウ一覧画面で作成できるウィンドウです。 ブロックにはウィンドウの名前が表記されています。
ツールボックスには、グループ別に全てのウィンドウが表示されます。
ブロックが使用中であるにもかかわらず、ウィンドウを削除した場合や、 ウィンドウが削除された状態でこのブロックをバックパックからドロップした場合、 無効であることを示すアイコン( ) が表示されます。無効になったブロックを使用する場合、常にその値は「値なし」となります。
( )という名前のウィンドウ
指定した名前のウィンドウを得ます。
名前に該当するウィンドウが存在しない場合、「値なし」となります。
全ウィンドウのリスト
全てのウィンドウを項目として含むリストを作ります。
項目の順序は、ウィンドウ一覧画面やツールボックスで表示される順序と同様です。
グループ( )内の全ウィンドウのリスト
指定したグループ名のグループに属する全てのウィンドウのリストを作ります。
項目の順序は、ウィンドウ一覧画面やツールボックスで表示される順序と同様です。
- グループ名として空文字列を指定すると、基本グループに属する全ウィンドウのリストを作ります。
- 空文字列以外の文字列(または数値)を指定すると、該当する名前のグループに属する全ウィンドウのリストを作ります。
- 指定した名前のグループが存在しない場合、値なしとなります。
メッセージ( )を表示する
標準メッセージウィンドウで、メッセージを表示します。
標準メッセージウィンドウは、画面の最下部に4行分、枠付きで表示される ウィンドウです。標準メッセージウィンドウを表示しているあいだ、並行して 実行している他の処理は停止します。
メッセージは一度に表示するのではなく、約1/60秒ごとに1文字ずつ表示します。 メッセージの最後まで表示したとき、またはページ(4行分)の最後に到達したとき、 プレイヤーのキー押下(「↑ ↓ ← → A B X Y」のいずれも可)を待機します。 待機中、次のページがある場合は、次のページがあることを示すアイコン ( )を点滅表示します。
メッセージは、文字列・数値、または文字列・数値のリストで指定することができます。 文字列の中に改行を含む場合、その位置で改行します。また、リストで指定した場合、 各項目の間には改行が入ります。
メッセージとして文字列以外を指定したり、リストの中に文字列以外を含めた場合、その 値の型に応じた文字列を表示します。
型 | 表示する文字列 |
---|---|
文字列 | <CUMALIS-TEXT> |
数値 | <CUMALIS-NUMBER> |
リスト | <CUMALIS-LIST> |
行(レコード) | <CUMALIS-RECORD> |
値なし | <CUMALIS-NULL> |
キャラクター | <CUMALIS-CHARACTER> |
マップ | <CUMALIS-TILEMAP> |
ウィンドウ | <CUMALIS-WINDOW> |
データベース | <CUMALIS-TABLE> |
サウンド | <CUMALIS-SOUNDASSET> |
画像 | <CUMALIS-IMAGE> |
イベント | <CUMALIS-EVENT> |
文字列の中には、文字を表示する代わりに機能を持つ「タグ」を入れることができます。
タグ | 機能 |
---|---|
{[PAGE]} | その位置で改ページします。 |
{[LOCAL]変数名} | その位置にローカル変数の値(文字列・数値に限る)を挿入します。 |
{[GLOBAL]変数名} | その位置にグローバル変数の値(文字列・数値に限る)を挿入します。 |
{[EVENT]イベント名} | その位置を表示するとき、イベントを発生させます。 |
{[WAIT]秒数} | その位置を表示するとき、指定した秒数待機します。(例 {[WAIT]0.5}) |
{[PAUSE]} | その位置を表示するとき、ウィンドウ下部にアイコン( )を点滅表示し、プレイヤーがキーを押下するまで待機します。 |
メッセージを表示するとき、ウィンドウの右端に到達した場合は、簡易的な日本語禁則処理を行います。 下記の行末禁則文字・行頭禁則文字に該当する場合、改行する位置を1文字前に移動すれば禁則に該当 しないなら、改行位置を移動します。1文字前に移動しても禁則に該当する場合、改行位置は移動しません。
- 行末禁則文字
‘“(〔[{〈《「『【⦅〘〖«〝<「 - 行頭禁則文字
’”)〕]}〉》」』】⦆〙〗»〟>」‐〜゠–-~!?‼⁇⁈⁉・:;・。。、,、ヽヾゝゞ々〻ーー ぁぃぅぇぉァィゥェォっゃゅょゎゕゖッャュョヮヵヶㇰㇱㇲㇳㇴㇵㇶㇷㇸㇹㇺㇻㇼㇽㇾㇿァィゥェォャュョッ
( )を表示する
ウィンドウを表示します。
すでにウィンドウが表示されている場合は何もしません。
表示の前後に、指定したウィンドウの消去を監視している「( )が[ ▼]とき[ ▼]」ブロックがあれば、そのブロックを呼び出します。(👉「( )が[ ▼]とき[ ▼]」参照)
( )を消す
ウィンドウを消去します。
ウィンドウが表示されていなければ、何もしません。
消去の前後に、指定したウィンドウの消去を監視している「( )が[ ▼]とき[ ▼]」ブロックがあれば、そのブロックを呼び出します。(👉「( )が[ ▼]とき[ ▼]」参照)
( )が表示されている
ウィンドウが表示中ならば真、そうでなければ偽となります。
( )の位置を縦( )横( )にする
ウィンドウを指定した位置に移動します。
位置の指定は、画面内で、ウィンドウの枠の内側を表示する場所を表します。 例えば、縦1、横1を指定した場合は、下記のようになります。
- 枠が無い場合、画面の一番左上に表示されます。
- 枠がある場合、上・左の枠が画面外にはみ出した状態で表示されます。
( )の背景色を( )にする
ウィンドウの背景色を指定した色に変更します。
変数を使用して色を文字列で指定する場合、16進数6桁の形式で指定します。
( )の背景色不透明度を( )%にする
ウィンドウの背景色の不透明度を指定した値に変更します。
不透明度はパーセンテージ(0~100)の範囲で指定します。 範囲外の場合は何もしません。
( )の背景画像を( )にする
ウィンドウの背景画像の指定した画像に変更します。
画像は、ウィンドウの枠の内側の広さに拡大・縮小して表示します。
アニメーションを行う画像(「アニメーション数」が2以上に設定された画像) を指定すると、アニメーションを行います。「アニメーション繰り返し」を指定していない 場合は1回、「アニメーション繰り返し」を指定している場合は繰り返しアニメーション します。アニメーションの切り替え速度は「アニメーション間隔」の指定に従います。
( )の背景画像を消す
ウィンドウの背景画像を消します。
( )の縮尺を( )%にする
ウィンドウの縮尺を指定した値に変更します。
ウィンドウの縮尺を変更すると、ウィンドウの枠・ウィンドウの大きさ、 各エリアの大きさが指定した縮尺に従って変更されます。
ウィンドウ( )から選択する([ ▼])
指定されたウィンドウを全て表示し、選択を行います。
選択するウィンドウは、文字列、ウィンドウ名のリスト、またはウィンドウのリストで指定します。
- 文字列で指定する場合は、複数のウィンドウ名をカンマ(,)等で区切って指定します。 文字列は、文字列分割ルールに従って分割され、 該当する名前のウィンドウが選択肢となります。
- ウィンドウ名のリストで指定する場合、該当する名前のウィンドウが選択肢となります。
- ウィンドウのリストで指定する場合、そのウィンドウが選択肢となります。
- 上記で選択肢が見つからない場合、選択を行いません。 「選択されたウィンドウ名」は値なしになります。
選択肢となったウィンドウが表示されていなければ表示します。
ここで表示したウィンドウは、選択が終了したときに消去します。
キャンセル可・不可の指定
- キャンセル可の指定をした場合、「B」キーで選択をキャンセルできます。
キャンセルをした場合、ダイアログを閉じます。 「選択されたウィンドウ名」は値なしになります。 - キャンセル不可の指定をした場合、「B」キーによるキャンセルはできません。
選択操作
- 選択は「↑」キー、「↓」キー、「←」キー、「→」キーで行います。 選択されたウィンドウは背景が点滅します。
- 決定は、「A」キーで行います。
「選択されたウィンドウ名」は、選択したウィンドウの名前になります。
選択されたウィンドウ名
「ウィンドウ( )から選択する([ ▼])」ブロックで
選択されたウィンドウの名前を得ます。
キャンセルされた場合や、選択肢が存在しなかった場合、「値なし」となります。
( )の[ ▼]
ウィンドウの各種設定値を得ます。
- ドロップダウンで「名前」を選択した場合、ウィンドウの名前を得ます。
- ドロップダウンで「縦位置」を選択した場合、ウィンドウの縦位置を得ます。
- ドロップダウンで「横位置」を選択した場合、ウィンドウの横位置を得ます。
- ドロップダウンで「高さ」を選択した場合、ウィンドウの高さ(枠の内側の縦マス数)を得ます。
- ドロップダウンで「幅」を選択した場合、ウィンドウの幅(枠の内側の横マス数)を得ます。
- ドロップダウンで「背景色」を選択した場合、ウィンドウの背景色(半角シャープ「#」付き16進数6桁)を得ます。
- ドロップダウンで「背景色不透明度」を選択した場合、ウィンドウの背景色の不透明度(0~100)を得ます。
- ドロップダウンで「背景画像」を選択した場合、ウィンドウの背景に設定された画像を得ます。背景に画像が設定されていない場合、「値なし」となります。
- ドロップダウンで「縮尺」を選択した場合、ウィンドウの縮尺を得ます。
- ドロップダウンで「属するグループ名」を選択した場合、属するグループの名前を得ます。 基本グループに属する場合、空文字列となります。
( )が[ ▼]とき[ ▼]
指定したウィンドウを監視し、表示・非表示の際、後続のブロックの処理を開始します。
- ドロップダウンで「表示される」を選択した場合、ウィンドウが表示される直前で呼び出されます。
- ドロップダウンで「消される」を選択した場合、ウィンドウが消去される直前で呼び出されます。
- ドロップダウンで「表示された」を選択した場合、ウィンドウが表示された直後に呼び出されます。
- ドロップダウンで「消された」を選択した場合、ウィンドウが消去された直後に呼び出されます。
このブロックが呼び出されたとき、後続するブロックの処理を開始します。
「実行する」と「並列実行する」の動作の違いについては、『「実行する」と「並行実行する」の違いについて』を参照してください。
エリア
( )の( )エリアを縦( )横( )に移動する
ウィンドウの指定した名前のエリアの位置を移動します。
エリアの位置は、ウィンドウ内での位置(ウィンドウ枠の内側、左上が縦1、横1)を 指定します。
( )の( )エリアのテキストを( )にする
ウィンドウの指定した名前のエリアのテキストを設定します。
( )の( )エリアの画像を( )にする
ウィンドウの指定した名前のエリアの画像を設定します。
画像は、エリアの大きさに拡大・縮小されて表示します。
( )の( )エリアの画像を消す
ウィンドウの指定した名前のエリアの画像を消します。
( )の( )エリアの[ ▼]を( )にするT
ウィンドウの指定した名前のエリアの文字色、または背景色を変更します。
変数を使用して、色を文字列で指定する場合、 16進数6桁の形式で指定します。
( )の( )エリアの[ ▼]を( )%にする
ウィンドウの指定した名前のエリアの文字色、または背景色の不透明度を変更します。
不透明度はパーセンテージ(0~100)の範囲で指定します。 範囲外の場合は何もしません。
( )のエリア( )から選択する([ ▼])
ウィンドウを表示し、指定されたエリアから選択を行います。
選択するエリアは、文字列、または文字列のリストで指定します。
- 文字列で指定する場合は、複数のエリア名をカンマ(,)等で区切って指定します。 文字列は、文字列分割ルールに従って分割され、 該当する名前のエリアが選択肢となります。
- 文字列のリストで指定する場合、該当する名前のエリアが選択肢となります。
- 上記で選択肢が見つからない場合、選択を行いません。 「選択されたエリア名」は値なしになります。
指定したウィンドウが表示されていなければ表示します。
ここで表示したウィンドウは、選択が終了したときに消去します。
キャンセル可・不可の指定
- キャンセル可の指定をした場合、「B」キーで選択をキャンセルできます。
キャンセルをした場合、ダイアログを閉じます。 「選択されたエリア名」は値なしになります。 - キャンセル不可の指定をした場合、「B」キーによるキャンセルはできません。
選択操作
- 選択は「↑」キー、「↓」キー、「←」キー、「→」キーで行います。 選択されたエリアは背景が点滅します。
- 決定は、「A」キーで行います。
「選択されたエリア名」は、選択したエリアの名前になります。
選択されたエリア名
「( )のエリア( )から選択する([ ▼])」ブロックで
選択されたエリアの名前を得ます。
キャンセルされた場合や、選択肢が存在しなかった場合、「値なし」となります。
( )の( )エリアの[ ▼]
ウィンドウの指定したエリアの各種設定値を得ます。
- ドロップダウンで「テキスト」を選択した場合、エリアのテキストを得ます。
- ドロップダウンで「縦位置」を選択した場合、エリアのウィンドウ内での縦位置を得ます。
- ドロップダウンで「横位置」を選択した場合、エリアのウィンドウ内での横位置を得ます。
- ドロップダウンで「高さ」を選択した場合、エリアの高さ(マス数)を得ます。
- ドロップダウンで「幅」を選択した場合、エリアの幅(マス数)を得ます。
- ドロップダウンで「テキスト色」を選択した場合、エリアのテキスト色(半角シャープ「#」付き16進数6桁)を得ます。
- ドロップダウンで「テキスト色不透明度」を選択した場合、エリアのテキストの不透明度(0~100)を得ます。
- ドロップダウンで「背景色」を選択した場合、エリアの背景色(半角シャープ「#」付き16進数6桁)を得ます。
- ドロップダウンで「背景色不透明度」を選択した場合、エリアの背景の不透明度(0~100)を得ます。
- ドロップダウンで「背景画像」を選択した場合、エリアの背景に設定された画像を得ます。背景に画像が設定されていない場合、「値なし」となります。
画面全体
画面全体の背景色を( )にする
画面全体の背景色を指定した色に変更します。
変数を使用して色を文字列で指定する場合、16進数6桁の形式で指定します。
画面全体の背景画像を( )にする
画面全体の背景画像を背景画像の指定した画像に変更します。
画像は、画面全体の広さに拡大・縮小して表示します。
アニメーションを行う画像(「アニメーション数」が2以上に設定された画像) を指定すると、アニメーションを行います。「アニメーション繰り返し」を指定していない 場合は1回、「アニメーション繰り返し」を指定している場合は繰り返しアニメーション します。アニメーションの切り替え速度は「アニメーション間隔」の指定に従います。
画面全体の背景画像を消す
画面全体の背景画像を消します。
画面全体を( )秒でフェードアウトする
画面全体を指定秒数でフェードアウト(徐々に画面が黒になる)します。
画面全体を( )秒でフェードインする
画面全体を指定秒数でフェードイン(黒くなった画面を徐々に戻す)します。
画面全体の[ ▼]
画面全体の各種設定値を得ます。
- ドロップダウンで「背景色」を選択した場合、画面全体の背景色(半角シャープ「#」付き16進数6桁)を得ます。
- ドロップダウンで「背景画像」を選択した場合、画面全体の背景に設定された画像を得ます。背景に画像が設定されていない場合、「値なし」となります。