「演算」カテゴリー


( )+( )

① + ② の足し算を行います。または、①と②を連結します。

  • ①と②が両方とも数値の場合、足し算を行います。
    (例 100 + -10 ⇒ 90)
  • ①と②が両方とも文字列の場合、または片方が文字列で片方が数値の場合、文字列として連結します。
    (例 A + -10 ⇒ A-10)
  • ①と②が両方ともリストの場合、2つのリストをまとめて1つのリストを作ります。
    (例 [1, 2, 3] + [4, 5, 6] ⇒ [1, 2, 3, 4, 5, 6])
  • 片方がリストで片方がリスト以外の場合、項目を加えたリストを作ります。
    (例 A + [1, 2, 3] ⇒ [A, 1, 2, 3])
  • 上記以外はすべて「値なし」になります。
💡 足し算については、「数値共通ルール」が適用されます。

( )-( )

① - ② の引き算を行います。または、①から②を全て取り除きます。

  • ①と②が両方とも数値の場合、引き算を行います。
    (例 100 - 10 ⇒ 90)
  • ①が文字列で、②が文字列または数値の場合、①の文字列から②を全て取り除きます。
    (例 くまりすくまりす - くま ⇒ りすりす)
    (例 あ1い11う111え - 1 ⇒ あいうえ)
  • ①が文字列で、②がリストの場合、①の文字列から②に含まれる文字列・数値を全て取り除きます。
    (例 くまりす - [く, す] ⇒ まり)
  • ①がリストで、②がリスト以外の場合、①のリストから②を全て取り除いたリストを作ります。
    (例 [1, 2, 3, 1, 2, 3] - 1 ⇒ [2, 3, 2, 3])
  • ①がリストで、②がリストの場合、①のリストから②に含まれる項目を全て取り除いたリストを作ります。
    (例 [1, 2, 3, 1, 2, 3] - [2, 3] ⇒ [1, 1])
  • 上記以外はすべて「値なし」になります。 「演算」カテゴリー 「(オペランド1)-(オペランド2)」ブロック
💡 引き算については、「数値共通ルール」が適用されます。
💡 リストから取り除くとき、項目が一致するか否かについては、「等価性判定ルール」が適用されます。

( )×( )

① × ② の掛け算を行います。または、①を②の回数分繰り返します。

  • ①と②が両方とも数値の場合、掛け算を行います。
    (例 100 × 10 ⇒ 1000)
  • ①が文字列で、②が正の整数の場合、①の文字列を②の回数分繰り返します。
    (例 くま × 3 ⇒ くまくまくま)
  • ①がリストで、②が正の整数の場合、①のリストの項目を②の回数分繰り返したリストを作ります。
    (例 くまりす - [く, す] ⇒ まり)
  • 上記以外はすべて「値なし」になります。
💡 掛け算については、「数値共通ルール」が適用されます。

( )÷( )

① ÷ ② の割り算を行います。または、①を②で分割します。

  • ①と②が両方とも数値の場合、割り算を行います。
    (例 100 ÷ 10 ⇒ 10)
  • ①が文字列で、②が文字列または数値の場合、①の文字列を②で分割したリストを作ります。②が空文字列の場合、1文字ずつを項目にしたリストを作ります。 (例 くま、りす ÷ 、 ⇒ [くま, りす])
    (例 くまりす ÷ 空文字列 ⇒ [く, ま, り, す])
  • 上記以外はすべて「値なし」になります。
💡 割り算については、「数値共通ルール」が適用されます。

( )=( )

2つの値が等しいか否かを「等価性判定ルール」に従って判定し、等しい場合に真とします。


( )≠( )

2つの値が等しいか否かを「等価性判定ルール」に従って判定し、等しくない場合に真とします。


( )>( )

① > ② の比較を行います。

  • ①と②が両方とも数値の場合、数値として比較します。
  • 両方とも文字列、または片方が文字列で片方が数値の場合、文字列として比較します。
  • 上記以外はすべて偽となります。
💡 文字列としての比較については、共通ルール「文字列の比較について」を参照してください。

( )<( )

① < ② の比較を行います。

  • ①と②が両方とも数値の場合、数値として比較します。
  • 両方とも文字列、または片方が文字列で片方が数値の場合、文字列として比較します。
  • 上記以外はすべて偽となります。
💡 文字列としての比較については、共通ルール「文字列の比較について」を参照してください。

( )≧( )

① ≧ ② の比較を行います。

  • ①と②が両方とも数値の場合、数値として比較します。
  • 両方とも文字列、または片方が文字列で片方が数値の場合、文字列として比較します。
  • 上記以外はすべて偽となります。
💡 文字列としての比較については、共通ルール「文字列の比較について」を参照してください。

( )≦( )

① ≦ ② の比較を行います。

  • ①と②が両方とも数値の場合、数値として比較します。
  • 両方とも文字列、または片方が文字列で片方が数値の場合、文字列として比較します。
  • 上記以外はすべて偽となります。
💡 文字列としての比較については、共通ルール「文字列の比較について」を参照してください。

< >かつ< >

両方が真の場合に真、それ以外は偽となります。
(例 <1 = 1>かつ<1 = 1>⇒ 真)
(例 <1 = 1>かつ<1 = 0>⇒
(例 <1 = 0>かつ<1 = 0>⇒ 偽)


< >または< >

片方、または両方が真の場合に真、それ以外は偽となります。
(例 <1 = 1>または<1 = 1>⇒ 真)
(例 <1 = 1>または<1 = 0>⇒
(例 <1 = 0>または<1 = 0>⇒ 偽)


< >ではない

値が偽の場合に真となります。
(例 <1 = 1>ではない ⇒ 偽)
(例 <1 = 0>ではない ⇒ 真)


< >ならば( )でなければ( )

条件が真の場合に、「ならば( )」の部分の値となり、偽の場合は「でなければ( )」の部分の値となります。
(例 <1 = 1>ならば(くま)でなければ(りす) ⇒ くま)
(例 <1 = 0>ならば(くま)でなければ(りす) ⇒ りす)


( )の( )番目

文字列・数値、またはリストの指定された位置の値を取り出します。

  • 文字列または数値の場合、先頭から数えて指定された位置の文字を取り出します。
    (例 あいうえお の 3 番目 ⇒ う)
    (例 123 の 2 番目 ⇒ 2)
    (例 -123 の 1 番目 ⇒ -)
  • リストの場合、先頭から数えて指定された位置の項目を取り出します。
    (例 [くま, りす] の 1 番目 ⇒ くま)
  • 指定された位置に文字・項目がない場合や、位置が数値ではない場合値なしとなります。
    (例 あいうえお の 0 番目 ⇒ 値なし)
    (例 [くま, りす] の 3 番目 ⇒ 値なし)
    (例 [くま, りす] の いち 番目 ⇒ 値なし)
  • 上記以外はすべて値なしとなります。

( )の先頭から( )文字/個

文字列・数値、またはリストから、先頭から数えて指定された個数の文字または項目を取り出します。

  • 文字列または数値の場合、先頭から数えて指定された個数の文字を取り出します。
    (例 あいうえお の先頭から 3 文字/個 ⇒ あいう)
    (例 -123 の先頭から 2 文字/個 ⇒ -1)
    (例 あいうえお の先頭から 10 文字/個 ⇒ あいうえお)
    (例 あいうえお の先頭から 0 文字/個 ⇒ 空文字列)
  • リストの場合、先頭から数えて指定された位置の項目を取り出して、リストを作ります。
    (例 [くま, りす] の先頭から 1 文字/個 ⇒ [くま])
    (例 [くま, りす] の先頭から 3 文字/個 ⇒ [くま, りす])
    (例 [くま, りす] の先頭から 0 文字/個 ⇒ [])
  • 指定された個数が正の整数値ではない場合値なしとなります。
    (例 [くま, りす] の先頭から いち 文字/個 ⇒ 値なし)
  • 上記以外はすべて値なしとなります。

( )の末尾から( )文字/個

文字列・数値、またはリストから、末尾から数えて指定された個数の文字または項目を取り出します。

  • 文字列または数値の場合、末尾から数えて指定された個数の文字を取り出します。
    (例 あいうえお の末尾から 3 文字/個 ⇒ うえお)
    (例 -123 の末尾から 2 文字/個 ⇒ 23)
    (例 あいうえお の末尾から 10 文字/個 ⇒ あいうえお)
    (例 あいうえお の末尾から 0 文字/個 ⇒ 空文字列)
  • リストの場合、末尾から数えて指定された位置の項目を取り出して、リストを作ります。
    (例 [くま, りす] の末尾から 1 文字/個 ⇒ [りす])
    (例 [くま, りす] の末尾から 3 文字/個 ⇒ [くま, りす])
    (例 [くま, りす] の末尾から 0 文字/個 ⇒ [])
  • 指定された個数が正の整数値ではない場合値なしとなります。
    (例 [くま, りす] の末尾から いち 文字/個 ⇒ 値なし)
  • 上記以外はすべて値なしとなります。

( )の長さ

文字列・数値、またはリストの長さを数えます。

  • 文字列または数値の場合、文字の数を数えます。
    (例 あいうえお の長さ ⇒ 3)
    (例 -123 の長さ ⇒ 4)
  • リストの場合、末尾から数えて指定された位置の項目を取り出して、リストを作ります。
    (例 [くま, りす] の長さ ⇒ 2)
  • 上記以外はすべて値なしとなります。

( )での( )の位置

文字列・数値、またはリストの中で、指定された文字列または項目を検索し、その位置を得ます。

  • 文字列または数値の場合、指定された文字列の先頭位置を得ます。見つからない場合や検索する文字列が空文字列の場合、あるいは検索する内容が文字列・数値ではない場合、値なしとなります。
    (例 あいうえお での うえ の位置 ⇒ 3)
    (例 -123 での 2 の位置 ⇒ 3)
    (例 あいうえお での か の位置 ⇒ 値なし)
  • リストの場合、指定された項目を検索します。見つからない場合は値なしとなります。
    (例 [くま, りす] での りす の位置 ⇒ 2)
  • 上記以外はすべて値なしとなります。
💡 リストを検索するとき、項目が一致するか否かについては、「等価性判定ルール」が適用されます。

( )が( )を含む

文字列・数値、またはリストの中で、指定された文字列または項目を検索し、見つかれば真となります。

  • 文字列または数値の場合、指定された文字列が見つかれば真となります。見つからない場合や検索する文字列が空文字列の場合、あるいは検索する内容が文字列・数値ではない場合、偽となります。
    (例 あいうえお が うえ を含む ⇒ 真)
    (例 -123 が 2 を含む ⇒ 真)
    (例 あいうえお が か を含む ⇒ 偽)
  • リストの場合、指定された値の項目を検索します。見つかった場合に真、見つからない場合は偽となります。
    (例 [くま, りす] が りす を含む ⇒ 真)
  • 上記以外はすべて偽となります。
💡 リストを検索するとき、項目が一致するか否かについては、「等価性判定ルール」が適用されます。

( )の( )を[ ▼]( )に置換した結果

文字列・数値、またはリストの中で、指定された文字列または項目を検索し、見つかれば置換します。

  • 文字列または数値の場合、指定された文字列・数値が見つかれば置換します。検索する内容が文字列・数値ではない場合、あるいは置換する内容が文字列・数値ではない場合、値なしとなります。検索する内容が見つからない場合、元の値と同じになります。
    (例 あいうえお の うえ を 全て かき に置換した結果 ⇒ あいかきお)
  • リストの場合、指定された値の項目を検索し、見つかれば置換した結果のリストを作ります。検索する内容が見つからない場合、元のリストの内容と同じ内容のリストを作ります。
    (例 [くま, りす] の りす を 全て くま に置換した結果 ⇒ [くま, くま])
  • ドロップダウンで 「全て」を選択した場合は見つかった全てを置換し、「1つ」を選択した場合は最初に見つかった1つだけを置換します。
    (例 くまりすくまりす の くま を 全て りす に置換した結果 ⇒ りすりすりすりす)
    (例 くまりすくまりす の くま を 1つ りす に置換した結果 ⇒ りすりすくまりす)
  • 上記以外はすべて偽となります。
💡 リストを検索するとき、項目が一致するか否かについては、「等価性判定ルール」が適用されます。

( )の中の全ての文字列・数を( )でつなげた文字列

リストの中の全ての文字列・数値を、指定された文字列で連結し、文字列を得ます。 (例 [10, くま, 値なし]の中の全ての文字列・数を+でつなげた文字列 ⇒ 10+くま)

リストが指定されなかった場合や、つなげる項目が文字列ではない場合、値なしとなります。


( )⏎

指定された文字列に改行を付加した文字列を得ます。 文字列以外を指定した場合、値なしとなります。


( )~( )のランダム値

ランダム値を得ます。

  • 指定した値の小さい方以上大きい方以下のランダム数を得ます。
  • 指定した値が小数点を含む場合、小数点以下を含むランダム値となります。小数点以下の桁数は長い方に合わせます。
  • 両方の指定値が数値ではない場合、値なしとなります。

( )÷( )の余り

数の剰余を計算します。両方の指定値が数値ではない場合、値なしとなります。

💡 「数値共通ルール」が適用されます。

( )の( )乗

数の累乗を計算します。両方の指定値が数値ではない場合、値なしとなります。

💡 「数値共通ルール」が適用されます。

( )の[ ▼]

各種の単項演算を行います。

  • ドロップダウンで「小数点以下四捨五入」を選択した場合、指定された値が数値ならば、小数点以下四捨五入した結果を得ます。
  • ドロップダウンで「絶対値」を選択した場合、指定された値が数値ならば、その絶対値を得ます。
  • ドロップダウンで「小数点以下切り捨て」を選択した場合、指定された値が数値ならば、小数点以下切り捨てした結果を得ます。
  • ドロップダウンで「小数点以下切り上げ」を選択した場合、指定された値が数値ならば、小数点以下切り上げした結果を得ます。
  • ドロップダウンで「平方根」を選択した場合、指定された値が数値ならば、その平方根を得ます。
  • ドロップダウンで「サイン値」を選択した場合、指定された値が数値ならば、そのサイン値を得ます。
  • ドロップダウンで「コサイン値」を選択した場合、指定された値が数値ならば、そのコサイン値を得ます。
  • ドロップダウンで「タンジェント値」を選択した場合、指定された値が数値ならば、そのタンジェント値を得ます。
  • ドロップダウンで「アークサイン値」を選択した場合、指定された値が数値ならば、そのアークサイン値を得ます。
  • ドロップダウンで「アークコサイン値」を選択した場合、指定された値が数値ならば、そのアークコサイン値を得ます。
  • ドロップダウンで「アークタンジェント値」を選択した場合、指定された値が数値ならば、そのアークタンジェント値を得ます。
  • ドロップダウンで「自然対数」を選択した場合、指定された値が数値ならば、その自然対数を得ます。
  • ドロップダウンで「ネイピア数のn乗」を選択した場合、指定された値が数値ならば、ネイピア数のn乗を得ます。
  • ドロップダウンで「文字コードに対応する文字」を選択した場合、指定された値が0~65535の整数値ならば、文字コード(ユニコード)に対応する1文字だけの文字列を得ます。
  • ドロップダウンで「1文字目の文字コード」を選択した場合、指定された値が1文字以上の文字列ならば、1文字目の文字コードを得ます。
  • ドロップダウンで「数値⇒16進表記」を選択した場合、指定された値が整数ならば、数値を16進表記の文字列に変換します。
  • ドロップダウンで「16進表記⇒数値」を選択した場合、指定された値が16進数表記の文字列ならば、16進表記の文字列を数値に変換します。
    16進表記の文字列とは、半角の0~9、A~F、a~fから成る文字列です。マイナスの場合、その前に半角「-」が付けます。文字列の先頭に半角シャープ「#」がある場合、無視します。
    (例 ff ⇒ 255)
    (例 #00ffff ⇒ 65535)
    (例 #-a ⇒ -10)
  • 上記の条件に一致しない場合、「値なし」となります。
💡 数値については、「数値共通ルール」が適用されます。

( )が[ ▼]

指定した値がドロップダウンで選択する型か否かを判定します。

  • ドロップダウンで「文字列」を選択した場合、指定された値が文字列ならば真となります。空文字列の場合も真となります。「数値の形式」となっている場合、偽となります。
  • ドロップダウンで「数値」を選択した場合、指定された値が数値ならば真となります。
  • ドロップダウンで「リスト」を選択した場合、指定された値がリストならば真となります。
  • ドロップダウンで「行(レコード)」を選択した場合、指定された値が**行(レコード)**ならば真となります。
  • ドロップダウンで「値なし/エラー/キャンセル」を選択した場合、指定された値が値なし/エラー/キャンセルならば真となります。
  • ドロップダウンで「キャラクター」を選択した場合、指定された値がキャラクターならば真となります。
  • ドロップダウンで「マップ」を選択した場合、指定された値がマップならば真となります。
  • ドロップダウンで「ウィンドウ」を選択した場合、指定された値がウィンドウならば真となります。
  • ドロップダウンで「データベース」を選択した場合、指定された値がデータベースならば真となります。
  • ドロップダウンで「画像」を選択した場合、指定された値が画像ならば真となります。
  • ドロップダウンで「サウンド」を選択した場合、指定された値がサウンドならば真となります。
  • ドロップダウンで「イベント」を選択した場合、指定された値がイベントならば真となります。
💡 それぞれの型については、「型について」を参照してください。