「イベント・入力」カテゴリー
イベント
イベント名のブロック
イベント一覧画面で作成できるイベントです。 ブロックにはイベントの名前が表記されています。
ツールボックスには、グループ別に全てのイベントが表示されます。
ブロックが使用中であるにもかかわらず、イベントを削除した場合や、 イベントが削除された状態でこのブロックをバックパックからドロップした場合、 無効であることを示すアイコン( ) が表示されます。無効になったブロックを使用する場合、常にその値は「値なし」となります。
( )という名前のイベント
指定した名前のイベントを得ます。
名前に該当するイベントが存在しない場合、「値なし」となります。
全イベントのリスト
全てのイベントを項目として含むリストを作ります。
項目の順序は、イベント一覧画面やツールボックスで表示される順序と同様です。
グループ( )内の全イベントのリスト
指定したグループ名のグループに属する全てのイベントのリストを作ります。
項目の順序は、イベント一覧画面やツールボックスで表示される順序と同様です。
- グループ名として空文字列を指定すると、基本グループに属する全イベントのリストを作ります。
- 空文字列以外の文字列(または数値)を指定すると、該当する名前のグループに属する全イベントのリストを作ります。
- 指定した名前のグループが存在しない場合、値なしとなります。
( )を発生させる
イベントを発生させます。
- イベントが抑止されていなければ、指定されたイベントを監視している「( )が発生したとき[ ▼]」ブロックを呼び出します。
- イベントが抑止されている場合、何もしません。
( )を抑止する
イベントを抑止の状態にします。
イベントを抑止の状態にすると、そのイベントは発生しなくなります。
( )の抑止を解除する
イベントが抑止されていれば、抑止を解除します。
( )が抑止されている
イベントが抑止されていれば真となり、抑止されていなければ偽となります。
( )の[ ▼]
イベントの各種設定値を得ます。
- ドロップダウンで「名前」を選択した場合、イベントの名前を得ます。
- ドロップダウンで「属するグループ名」を選択した場合、属するグループの名前を得ます。 基本グループに属する場合、空文字列となります。
( )が発生したとき[ ▼]
指定したイベントを監視し、イベント発生したとき、後続のブロックの処理を開始します。
このブロックは下記のケースで呼び出されます。
- 「( )が[ ▼]( )マス歩く)」ブロックで、注目キャラクターが歩いたとき、 歩いた先にイベントが設定されている場合
- 「メッセージ( )を表示する」ブロックが実行されたとき、 メッセージにEVENTタグが含まれている場合
- 「イベントを発生させる」ブロックが実行されたとき
- いずれの場合も、イベントが抑止されている場合、呼び出しは行われません。
このブロックが呼び出されたとき、後続するブロックの処理を開始します。
「実行する」と「並列実行する」の動作の違いについては、『「実行する」と「並行実行する」の違いについて』を参照してください。
入力
「↑ ↓ ← → A B X Y」の入力を待つ
「↑ ↓ ← → A B X Y」のいずれかが押されるまで待機します。
このブロックの開始前から押されている場合、再度押下が発生するまで待機します。 「キーリピート」の場合も押下として検知します。
「↑ ↓ ← → A B X Y」キーは、下記の図を参照してください。 ※ キャラクター・選択肢の移動、決定、話す、調べる、etc. は標準的と思われる使い方を示していますが、必ずしも従う必要はありません。
ℹ️ キーボードでは、テンキーでの操作のため、上記の図に加えて下記のキーも認識します。
キー | キーボード |
---|---|
B | 「Ins」、テンキーの「0」 |
↑ | テンキーの「8」 |
↓ | テンキーの「2」 |
← | テンキーの「4」 |
→ | テンキーの「6」 |
[ ▼]が押されている
「↑」「↓」「←」「→」「A」「B」「X」「Y」が押された状態か否かを判定します。
「どれか」を選択した場合、「↑」「↓」「←」「→」「A」「B」「X」「Y」の内1つ、または2つ以上が押された状態の場合に真となります。
「↑ ↓ ← → A B X Y」の入力状態をクリアする
「↑ ↓ ← → A B X Y」の押下状態をクリアします。
- 押下されたキーがある場合、押下していない状態とします。
- キーリピートが発生している場合、キーリピートも停止します。
- 押下中のキーについては、プレイヤーが一度開放して再度押すまで、押下・キーリピートが発生しなくなります。
( )の題で( )から選択する([ ▼])
標準選択ウィンドウを表示し、指定された選択肢から選択を行います。 選択中は、並行して実行中の他の処理は休止状態となります。
題
- 「題」に指定された文字列は、ウィンドウの上部に別枠で表示します。
- 「題」に空文字列を指定した場合、題の枠は表示しません。
- 「題」に改行が含まれている場合、全て取り除かれます。
選択肢
- 選択肢は、文字列、またはリストで指定することができます。
- 文字列で指定した場合、文字列分割ルールに従って、 文字列を分割します。分割した文字列を選択肢とします。
- リストを指定した場合、リスト中の文字列・数値の項目が選択肢となります。 リスト中に文字列・数値が存在しない場合、標準選択ウィンドウを表示しません。 「選択された項目」は値なしになります。
ウィンドウの幅、高さ、位置
- ウィンドウの幅は選択肢と題の中で最大の幅に合わせて表示されます。 但し、画面幅より広くなることはありません。選択肢や題がウィンドウ幅より大きく なる場合、3点リーダー「…」をつけて表示されます。
- ウィンドウの高さは、選択肢の高さに合わせて表示します。但し、8項目を超える 場合は、8項目分の高さとなり、↑キー、↓キーでスクロールするようになります。
- ウィンドウの表示位置は、大体画面中央になります。
キャンセル可・不可の指定
- キャンセル可の指定をした場合、「B」キーで選択をキャンセルできます。
キャンセルをした場合、ダイアログを閉じます。 「選択された項目」は値なしになります。 - キャンセル不可の指定をした場合、「B」キーによるキャンセルはできません。
選択操作
- 選択は「↑」キー、「↓」キーで行います。選択された選択肢はの背景は点滅します。
- 決定は、「A」キーで行います。
決定を行うと、ダイアログを閉じます。 「選択された項目」は、選択した選択肢の文字列になります。
選択された項目
( )の題で( )から選択するブロックで
選択された選択肢の文字列を得ます。
キャンセルされた場合や、選択肢が存在しなかった場合、「値なし」となります。
( )の題で数値を入力する
標準ダイアログを表示し、数値の入力を行います。 ダイアログでの入力中は、並行して実行中の他の処理は休止状態となります。
標準ダイアログでは、ブラウザーのHTML上にダイアログを表示します。 数値を入力する機能や入力制限は、ブラウザーの「input」タグ(type=“number”)に依存します。
「題」に指定された文字列は、ダイアログ上の入力欄の上にそのまま表示されます。
入力された数値
( )の題で数値を入力するブロックで
入力された数値を得ます。
キャンセルされた場合、「値なし」となります。
( )の題で文字列を入力する
標準ダイアログを表示し、文字列の入力を行います。 ダイアログでの入力中は、並行して実行中の他の処理は休止状態となります。
標準ダイアログでは、ブラウザーのHTML上にダイアログを表示します。 文字を入力する機能は、ブラウザーの「input」タグ(type=“text”)に依存します。
「題」に指定された文字列は、ダイアログ上の入力欄の上にそのまま表示されます。
入力された文字列
( )の題で文字列を入力するブロックで、 入力された文字列を得ます。 キャンセルされた場合、「値なし」となります。