「制御・時間」カテゴリー
プレイ開始のとき
プレイヤーがプレイを開始した時、このブロックから処理を開始します。
- 「作品情報」の画面から、「プレイを開始する」ボタンを押したとき。
- 作品の編集中、「実行」ボタンを押したとき。
このブロックを複数設置した場合、並列で処理を行います。
もし< >ならば
指定した条件が真の場合に、指定された処理内容を実行します。偽の場合は何もしません。
もし< >ならば ~ でなければ
指定した条件が真の場合に、「ならば」に指定した処理内容を実行します。
また、指定した条件が偽の場合に、「でなければ」に指定した処理内容を実行します。
( )回ループ(繰り返し)する
指定された処理を、指定された回数、繰り返して実行します。
ループ回数
繰り返し(ループ)ブロック内で、繰り返しの回数(カウント)を得ます。初回ループでは1となり、繰り返す度に2、3…と増えていきます。
このブロックが使用できるのは、下記のブロックの中です。
< >[ ▼]ループ(繰り返し)する
指定した条件が真の間、あるいは偽の間、指定した処理を繰り返し実行します。
- ドロップダウンで「の間」を選択した場合、ループ開始前に指定された条件を実行し、真となる場合に指定された処理を実行します。その後、再度指定された条件を実行し、真となる場合に指定された処理を実行します。これを指定された条件が偽になるまで繰り返します。
- ドロップダウンで「になるまで」を選択した場合、ループ開始前に指定された条件を実行し、偽となる場合に指定された処理を実行します。その後、再度指定された条件を実行し、偽となる場合に指定された処理を実行します。これを指定された条件が真になるまで繰り返します。
ずっとループ(繰り返し)する
無条件に、指定された処理を繰り返し実行します。
( )の項目毎にループ(繰り返し)する
指定されたリストの項目の数分、指定された処理を繰り返し実行します。
ループ項目
「( )の項目毎にループ(繰り返し)する」ブロックの処理で、現在対象としているリスト中の項目を得ます。
ループ(繰り返し)を終了する
ループ(繰り返し)の処理中に、無条件で繰り返し(ループ)を終了します。
このブロックが使用できるのは、下記のブロックの中です。
この処理を停止する
実行中の処理を終了します。
- 並行して実行している処理は停止しません。
- 並行して実行している処理がない場合、作品は停止状態となりますが、プレイ中の画面は表示されたままの状態となります。
( )秒待機する
指定された秒数の待機を行います。
- 秒数に数値以外を指定した場合、負の値を指定した場合、待機は行いません。
- 秒数に0を指定した場合、最短時間の待機(約60分の1秒)の待機を行います。但し、システム負荷が高い場合は多少長くなります。
< >[ ▼]待機する
指定された条件が真になるまで待機します。
現在の[ ▼]
現在の時間に関する各種の情報を得ます。
- ドロップダウンで「西暦」を選択した場合、システム時間の西暦を得ます。
- ドロップダウンで「月」を選んだ場合、システム時間の月(1~12)を得ます。
- ドロップダウンで「日」を選んだ場合、システム時間の日(1~31)を得ます。
- ドロップダウンで「曜日(日曜=1、土曜=7)」を選んだ場合、システム時間の現在日付の曜日を得て、その数値(日曜=1、土曜=7)を得ます。
- ドロップダウンで「時」を選んだ場合、システム時間の時(0~23)を得ます。
- ドロップダウンで「分」を選んだ場合、システム時間の分(0~59)を得ます。
- ドロップダウンで「秒」を選んだ場合、システム時間の秒(0~59)を得ます。
- ドロップダウンで「プレイ時間(秒)」を選んだ場合、プレイ時間を秒数で得ます。
この処理だけを実行する
他の処理を休止状態にして、このブロック内を実行します。
- このブロックを実行している処理以外に並行処理を行っている場合、休止状態となっていない処理を全て休止状態にします。
- このブロック内の処理が完了した時、休止状態にした処理を元に戻します。
セーブする
実行中の作品の状態を、セーブデータとしてサーバー上に保存します。 セーブ開始からセーブ完了するまでの間、他の処理は休止状態となります。
セーブデータは下記のデータを含みます。
- 実行している作品自体。公開作品がバージョンアップされても、セーブデータからロードされた場合は、セーブ時に保存した作品(即ち、バージョンアップ前の作品)を実行します。
- キャラクター、マップ、ウィンドウ、データベース、イベント、サウンドにブロックを使って設定・変更した状態。セーブデータからロードされたとき、セーブされたときに表示されていたのと同じマップ、ウィンドウ、キャラクター、etc.を表示します。
- 全ての変数の設定内容。
- 実行中の処理内容とその状態。セーブされた時に実行中の処理は、ロードした時には、セーブされた時の位置から実行を再開します。並行で実行されている処理も保存され、セーブされた時の位置から再開します。
- 現在のプレイ時間。
- 再生中のサウンドと演奏状態。
- 実行している作品のIDとバージョンID。
下記のブロックが実行中になっている場合、セーブ処理は失敗します。エラーを避けるためには、「この処理だけを実行する」ブロックを使用してください。
- ウィンドウ( )から選択する([ ▼])ブロックを使って、ウィンドウの選択処理を行っている場合
- ( )のエリア( )から選択する([ ▼])ブロックを使って、エリアの選択を行っている場合
サーバー上にセーブデータを保存するため、プレイヤーのログインが必要になります。実行時にプレイヤーがログインしていない場合、ログイン画面/ユーザー登録画面をダイアログ表示します。
プレイヤーがログインをキャンセルした場合、セーブは失敗します。 また、ネットワークの状態により、セーブが失敗することがあります。
セーブの結果により、「セーブが成功した時」「セーブが失敗した時」の何れかを実行した後、このブロックに続く処理を実行します。
プレイヤーがセーブデータをロードしたときには、「ロードした時」の内容を実行した後、このブロックに続く処理を再開します。