「Scratch Blocks」の利用

「くまりす」では、動きのある作品を作るためのプログラムをなるべく簡単に作ることができるように、 米マサチューセッツ工科大学のメディアラボが開発し、オープンソースライセンス( Apache 2.0ライセンス )の下で無料公開している Scratch Blocks(スクラッチブロック) を利用しています。

Scratch Blocks(スクラッチブロック)は、通常文字を入力することによって記述する プログラムを、ブロックをドラッグ&ドロップする操作により作成できるようにする 「ブロックプログラミング」を実現するためのソフトウェア(ライブラリ)です。 小中学校の「プログラミング教育」においてよく採用されている 「Scratch」も、当然のことながら、ブロックプログラミング を行うためのライブラリとしてScratch Blocks(スクラッチブロック)を利用しています。

「くまりす」では、ブロックの表示・操作については、「Scratch Blocks」を利用していますが、 「動作」タブを除く作品の編集画面やプレイ中の動作内容については、 「くまりす」独自の仕組みとなります。

「くまりす」をプログラミング教育に利用することは可能ですが、「くまりす」においてはプログラミングの教育 は主目的ではなく、作品を作ったり、作ったものを他の人に実行してもらって、「楽しむ」ことが目的であり、 「ブロックプログラミング」はそのための手段・方法という位置付けです。その点が、プログラミング教育 を主な目的とする「Scratch」等の教育サイトとは、大きく異なっている点となります。